深み3 全体を見ながら再修正をする

 論文やレポート全体がほぼできてきたところで、もう一度全体をよく見直すことが大切です。このとき、つじつまが合わないのではと思うことや、ここは余談なのではないかということは、ばっさりと切ってしまってもよいのではないかと思います。

課題論文やレポートでしたら、それも勉強したという証拠のひとつになりますので、載せておいてもよいのかもしれませんが、卒業論文以上の論文の場合は、余計なものが入っているとどうしてこれがここにだけ入っているのかという問題になってしまうことも考えられますので、内容によっては注意をしていただきたいと思います。

それこそ、こういった箇所も脚注に移動させてしまうという手がありますので、脚注も賢く利用していただきたいと思います。

全体を最後に見直すことによって、その章や節を書いていたときには気づくことの出来なかったことに気づくことができることがあると思います。論文やレポートの章や節を順番に作ることによって、最初の方にできた章や節と、この時点までにかなりのタイムラグが生じることになると思います。

執筆後、少し時間を置いて客観的に見る

論文やレポートも書き終わってから少し時間を置くことで凝り固まっていた頭ではなく、客観的な視点から論文やレポートを見ることができるようになると思います。

客観的な視点で自分の書いたものをみると、書いていたときには気が付かなかったことに目がいくということもよくありますので、一度全体を書き上げてから、再修正にかかるとよいのではないかと思います。

このとき、最初から最後まで理論が飛んでいないか、つじつまが合わない点はないか、誤字脱字はないか、日本語としておかしいところはないかというところに注意しながら見ていくことが大切です。

最後まで全体を書ききったあとで読むと、最初に章や節を書いていたときよりもあきらかに論文やレポートの内容について知識が増えていることに気が付くと思います。このとき、必要なことは書き加えながら、修正を加えていっていただきたいと思います。

この修正の作業は論文が大きくなればなるほど時間のかかるものだと思いますし、ここからの修正が大きな論文を書く上で、本当に大変なことなのではないかと思います。

いざ修正

修正の際には、全体の流れもそうですが、しっかりとした説得力のある結論になるように論文全体を注意しながら見ていくことが非常に大切です。論文やレポートで自分が言いたいことは、結論にこそ詰まっているのですから、しっかりと自分が伝えたいことが伝わるものになっているかどうか、見極めていっていただきたいと思います。

文献リストや脚注についてもこのときしっかりと目を通してチェックをしておくことが大切です。

頭の中ではわかっていることなので、なんとなく読んでしまいがちですが、タイプミス等がある場合がありますので、頭の中で話すのではなく、きちんと文字に目を通して誤字脱字に注意してみることが大切だと思います。全体にミスがないか最後まで気を抜かずに論文やレポートを仕上げていただきたいと思います。

 

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