深み2 引用を挙げる

論文やレポートを書く場合、論文に信頼性という深みを与えるために、論拠として、「引用」を挙げることも非常に効果的だと思います。引用をする際には、第三者による手のできるだけ加えられていないオリジナルの状態の研究対象や二次文献と呼ばれる先行研究、資料や実験結果等、そして公的な機関が出している資料等を挙げるとよいのではないかと思います。

引用で挙げる箇所は、論文やレポートの内容ときちんと合っているものでなくては意味がありませんし、そこで引用を挙げる必要があるものでなくてはならないと思います。しかし、引用を挙げることで、私はこの本も読みましたよ、というパフォーマンスをすることができますし、こういった意見のことも考えていますよ、と暗に伝えることもできるのではないかと思います。

また、引用箇所においては、その場所でその引用を挙げたことに関する疑問は別として、引用内容や、引用として挙げたものに論拠を求める場合には、その証拠に関する発言(文章)の責任を引用側にしてしまうこともできると思います。

このように書くと責任転嫁をしているようで、あまりよくない印象をお持ちになってしまうかもしれませんが、引用に挙げた文章や理論が、著名な研究者によるものであれば、それだけ自分の書いている論文やレポートの内容を信頼してもらえることに繋がるのではないかと思います。

ですので、責任転嫁ではなく、自分の論文やレポートの理論、言いたいことを信頼してもらうために、論文中に引用を入れることはとても役立ってくれるものだと思います。引用を入れるということはそれだけさまざまな資料に当たって検証しているということにもつながると思いますので、おすすめです。

引用を挙げる際の書き方

引用を挙げる際には、どの本のどのページを見ればこれと同じ文章が載っているのかということも当然しっかりと記載しなければなりません。引用としてではなく、数ページの文章から抜粋したものや、要約したものを載せる場合にも、元の本やページがわかるようにして、どこどこから抜粋、どこどこから要約した旨を論文やレポート中に記載する必要があります。

引用をする際には、引用された資料に読み手が自分で行き着くことができるように、道しるべをつけておくことが大切です。基本的にこれらの説明は脚注ですることになると思います。後で困ることのないように、引用ごとにその都度脚注を付けていくことを忘れないようにしていただきたいと思います。

洋書を挙げる場合の書き方

また、日本語で書かれている論文やレポートにおいて、引用として洋書を挙げる場合には、洋書に書かれているままの引用と引用部分を和訳したものを一緒に記載するとより親切でよいのではないかと思います。

引用箇所の和訳は自分で訳した方がいいかとは思いますが、それが出来ない場合は、既に出版されている翻訳者の訳を引用してもよいと思います。その際は、洋書と翻訳版と両方について書名やページ番号等を脚注に記載しておく必要があると思います。

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