少しずつ深みを付けていく!

はじめに

論文やレポートの骨組みが出来てきたら、個々の章や節をさらに詳しくしていきましょう。あまりだらだら長く書くことばかりがよいことであるとは限りませんが、骨組みの段階ではそれぞれの証拠に対して、しっかりとした理由付けや解説等が為されていないことが多いと思います。

論文やレポートを書く際には、読み手に「なぜ?」や「どうしてこうなるのか」といった疑問をできるだけ持たせないように、ひとつひとつ丁寧に論拠付けをしていくことが大切になってくるのではないかと思います。

骨組みがしっかりとできている論文やレポートの場合、後はそれぞれの章や節に詳しい論拠を付け加えたり、引用を挙げたりして、論文に説得力を付けていく作業をしていくことで、論文を完成方向へ導くことができるのではないかと思います。

文献や参考資料等はできるだけ早い段階から、リストに

このとき、自分が読んだ文献や参考資料等はできるだけ早い段階から、リストにしておくことをおすすめ致します。文献リストというものは、後からでもすぐできると考えがちですが、論文やレポートの大きさが大きくなればそれだけ文献リストに挙げなくてはならない資料の数も増えてくると思います。

文献リストには、書名、著者名(訳者名)、出版社(出版地)、出版年を挙げなければなりませんので、一度にやろうと思うと意外と作成に時間がかかります。読んだ本や使った資料はそのそばからリストにしていくことが大切です。

脚注の使い方と書き方

また、論文やレポートを書く際には、本論では直接関係のないことでも、前提や知識として知っておいてもらいたいと思うことであれば、「脚注」に載せてみるとよいのではないかと思います。

「脚注」とは、単語や文章、文献等に付けられている注のことを言います。よく文字の横に小さな数字やアルファベット、記号等が付けられていることがあると思います。

本であれば、その本の最後か、その章の最後にまとめて注の記号とともに内容が書かれていると思います。脚注には、文献名や年代、史実、資料、辞書的意味、本論文的意味、余談等を載せるとよいと思います。

脚注の量は論文が大きくなればそれだけ量も増えるものになるとは思いますが、いろいろなものに手当たり次第脚注を付ければよいというものではありませんので、必要なことを必要な分だけわかりやすく説明していくことが大切になってくると思います。

これは余談ですが、資料や文献を見るときに脚注は意外なほどさまざまな知識を与えてくれるものになっていますので、注で言いたいことがなんとなくわかる場合でも一読されてみることをおすすめしたいと思います。

脚注も、後から付け加えようと思ってもなかなか付け加えることができるものではありませんので、最初からしっかりと脚注を付けながら、執筆をしていくことが大切だと思います。脚注で深みを付け、文献リストにも気をつけながら、論文やレポートを書き進めていっていただきたいと思います。

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